トップメッセージ

株主・投資家の皆さまへ 代表取締役社長 上村 寛也 株主・投資家の皆さまへ 代表取締役社長 上村 寛也

皆様には、平素より格別のご高配を賜り、厚くお礼申しあげます。

当社グループ第93期報告書(2020年4月1日から2021年3月31日まで)をお届けするにあたり、ひとことご挨拶申しあげます。

当期の連結業績は、表面処理用機械事業では、国内外の電子部品メーカーや自動車部品メーカーによる設備投資は堅調に推移し、表面処理用資材事業では、カーエレクトロニクス関連で、半導体不足による自動車の生産台数が減少する影響がありましたが、5G(第5世代移動通信システム)対応基地局向けによる、電子部品向け薬品が好調で、前年度実績に対しまして上回る結果となりました。

今後の国内経済の見通しは、新型コロナウイルスへの対応に関して、諸外国では経済活動が再開し始めている中、国内の対応は後手に回り、ワクチン接種が進まず非常事態宣言の長期化による経済活動の制限の継続への懸念や米中安全保障を巡る問題も続いており、先行きは不透明な状況にあります。

当社グループの主要市場であるエレクトロニクス市場では、前期の増益の要因であるテレワーク需要は一過性のものであり、5G普及やカーエレクトロニクス分野における先進運転支援システム(ADAS)をはじめとする車載部品の搭載数の増加により、電子部品需要が拡大する見通しは変わらず、加えて最近の半導体不足に対する増産、設備投資が予想されますので、顧客の要求に対して遅延なく対応できる体制を整えてまいります。

エレクトロニクス市場が要求する技術は日々進歩しており、その要求に応えるためには、技術の継続的な創出と市場が要求するタイミングに合う製品の提供が不可欠になります。

当社グループはこの技術革新の流れに乗り遅れることなく、市場に対して、他社に真似のできない技術やノウハウを有した高付加価値製品の提供を続けていけるように、営業展開、技術開発に取り組んでまいります。

当社グループは、経営環境のグローバル化に対応し、グループの総合力を最大限に活用し、迅速な対応ができる体制づくりを進めるとともに、競争力のある現場主義に徹した21世紀に成長し続ける企業を目指してまいります。

皆様におかれましては、引き続き変わらぬご支援とご鞭撻を賜りますよう心からお願い申しあげます。

2021年5月