三位一体
めっき薬品の開発だけでなく、めっき機械設備の開発、そして薬液の管理を行うめっき管理装置の開発も自社で手掛けています。さらにめっき加工の子会社を所有し、あらゆるノウハウを蓄積していることも特徴です。
これらの総合技術力で顧客のニーズに100%応えることができる。それこそが上村工業の最大の特徴です。
業界初
めっき業界では、世界で初めて設立された中央研究所。高度な分析を可能にする分析装置、国内随一の専門資料などを揃え、世界屈指の学術的研究機関として活躍しています。
1996年には「無電解めっきによるハードディスク下地層形成技術の開発」で、科学技術庁長官賞を受賞しています。
技術集約型企業
約350人の社員の中で研究者、技術系の従業員を合わせると約4分の1が技術支援業務に携わっていることになります。国外にも米国、台湾、マレーシアに研究機関を構え、グローバルな体制で研究・開発を推進。
人材だけでなく、設備、環境、情報など、あらゆる面から研究開発部門の充実を図っています。
世界標準
ITハイテク分野で世界のスタンダードを創るような企業と組んで研究開発をすすめていることが上村工業のひそかな自慢です。表面処理技術のエキスパートという立場で開発の段階からアドバイスを求められることも少なくありません。
めっきはニッチな分野ですが、上村工業はめっき業界の世界標準企業だと自負しています。
環境保全の技術開発
従来、各種電子機器の配線や部品の接続部には、スズと鉛の合金である「はんだ」が使用されてきましたが「はんだ」に含まれる鉛は土壌汚染など、環境に悪影響を与える点が問題になっていました。 そこで上村工業では、鉛を使わない「はんだ」めっき液を開発しました。 今後も環境問題に配慮した製品開発に取り組んでいきます。
※2002年にISO14001を取得。企業活動を通して地球環境の保全に貢献していきます。